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アメリカの西部開拓時代のカウボーイが畑に降り立った?!

さて、こうして始まった結婚&農家ライフ。とはいえ、彼、結婚したので改め夫は神戸、私は東京と暮らしは別だし、嫁になった私の名字が変わったぐらい。
私は東京で変わらない日々を送っていた。

2011年の3月から始まった農業修行を一年間で終了し、夫は2012年春に畑を決めて独立した。農業に何のツテもなかった彼は、修行先で一緒だった農業仲間がお世話になっていた地主さんを紹介してもらい畑をみつけたのだった。

ちなみに2024年現在、新規就農者への農地の借り受けについては、神戸市のサイトに手続き方法などが紹介されています。

「オレの畑を紹介するわ」

初めて畑に連れて行ってもらった時のこと、畑といえば焦げ茶色のふかふかした土がこんもり広がっていて…。

そんなイメージだったが、私が降り立った場所は、空き地だった。

足元には乾燥した土、目の前にはドラえもんの原っぱにありそうな土管(どかん)が転がっていた。ドラえもんとのび太が腰かけて、空を見上げて語る時に座っているあの土管。

思わず、そっと腰をかけて見たけれど私にはとてもここから作物が生まれてくるようには思えなかった。

当時その場所は資材置き場として使用されていた場所だったため、畑にするには文字通り、一からつくっていく必要があったのだ。

「畑ってあるもんじゃなくて、つくるもんなんやな」とぼんやり思う私の横で

「よっしゃー!俺の畑―っ!」と目を輝かせている夫が、アメリカの西部開拓時代のカウボーイに見えた。

その時はまだ数年後そこが一面のパクチー畑になるとは、本人たちも夢にも思っていなかった。

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