パプリカ

夏といえばパプリカ!

2019年ある日のこと、東京のとある取引先より「パプリカを無農薬で作ってくれないか?」とのご要望。「そんなの出来っこない!」と思い込んでいたのだが、思い込みを排除して栽培してみたら、なんとか育てることができました!さすがに無農薬では虫の被害は免れないので、自然由来の農薬(ハーブや椿から抽出された油や粉末を希釈)は使用し、樹にて完熟、7月中頃より12月初旬まで、赤、黄、橙の3色を出荷しております。これがなかなか好評で、肉厚かつ水分たっぷり、みずみずしく、甘みと旨みが非常に濃いので、生でサラダはもちろん、炒め物にもよいです!肉詰めは最高に美味です。各色で味の違いを楽しんでみるのもアリです。

栽培について

2月中〜下旬より育苗。4月上〜中旬にビニールハウス内にて、白マルチを貼った畝に、1条、40cm間隔で定植。4本仕立て、本枝にのみ実をつけるよう適宜、摘芯、摘果を行います。7月頃からは、ビニールハウス外側に遮光率30%程度の白の遮光ネットをかけ、ハウス内の温度を下げます。(これをしないと直射日光でせっかく実った実が焼けてしまします。)

状態を見ながらになりますが、おおよそ1週間に1度、マルチ内に敷設した灌水チューブにて、水+液肥を流します。虫を発見したら、早い段階で農薬散布。気遣いが必要で、手間のかかる作物ではありますが、長期間に渡って採れ続けるのは魅力的です!あと、子供に収穫させると、テンション爆上がりで手伝ってくれるのも、栽培を継続するモチベーションになっています。

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