農家に転身した本当の理由
もりたんぼ代表・森田守です。(1977年7月8日、兵庫県神戸市垂水区出身)(菜っ葉の日に生まれた、もりとたんぼを守るひと)
私は幼少期、暇を見つけては、虫取りや魚釣り、マラソン、愛犬と散歩など、とにかく外で遊ぶのが大好きで、野山を駆け回る野生児でした。(笑
家に帰ると父親が、小さな庭で毎夜遅くまで菊を育てていて、その美しさにいつも感動していました!(その見事なまでの腕前は、毎年展覧会で賞を取るほど!)
その頃から、モノ創りへの憧れは、ずっと持ち続けていました。
そして、モノを売るために必要なグラフィックデザインという仕事に出会い、自らが創出した広告物で、消費者の笑顔を増やせることが嬉しくて、楽しくて、一生この仕事を続けていくものだと思い、神戸、大阪、東京と場所を変え、10年に渡りデザインの世界にどっぷり浸かっていました。
しかし!年齢とともに役割は変わるもの。デザイナーからディレクターへの転身を志していた時に大きな壁にぶつかります。

「ただ、美しいデザインができるだけでは先へは進めない。デザインスキル以上に求められるモノ=人間力、話術、統率力」
それに気づいた時、自分がこの業界で先に進んで行くことに不安を覚えるようになりました。毎日PCと向き合い、昼夜逆転の労働環境にも限界を感じていました。
では、自分にはいったい何ができるのか?答えは幼少期の記憶にありました。
外で思いっきり体を動かしながらモノ創りを根本から楽しめる業界=農業!
思い立ったが吉日の一念発起!農業未経験の新規就農、しかも資金もほぼ0の状態から、東京より地元神戸に戻り、西区の五島農園さんにて1年間みっちり有機農業を研修。(今思えば、本当に無謀な挑戦だったと思いますが、それだけ思いきれるだけの魅力が農業にはあったのでしょう。)
2012年4月より、神戸市西区押部谷町養田地区にて独立就農。農薬を使用せず、自然の恵みをたっぷり受けて、元気に育った野菜やお米を、もっともっと世の中に広めたい!と切に願い、
栽培期間中農薬、除草剤、化学合成肥料不使用
にて、日々、田畑で汗を流しています。就農当初はパクチーを主要作物として栽培していましたが、現在は、にんじんを中心とした季節に応じた作物を栽培中。
「デザイン」と「農業」。モノ創りという観点では同じですが、前者は既存のものに装飾してあげる仕事。後者は存在しないものの命を育んでいく。そのものの一生を見届ける仕事。農業って究極のモノ創りではないかな?と思っています。
もりたんぼの想い
子供が、野菜を生のままほおばる!
食卓が鮮やかに彩られる!
野菜たっぷりの食事に、明日への活力がみなぎる!
街中のみんなが、やさしい気持ちで溢れれば、笑顔も増える!元気も増える!
こんな、やさしい世界の創造に、食を通して少しでも貢献できたら。
と、日々邁進しております。

概 要
- 所在地・・・兵庫県神戸市西区押部谷町和田字山ノ下376(和田、養田地区一帯)
- 創立日・・・2012年4月
- 栽培面積・・・約3.0ha(ヘクタール)内ビニールハウス8棟(約2,000㎡)
- 従業員・・・正社員1名。期間スタッフ4名
※2025年現在
※研修生も随時募集しております。お気軽にお問い合わせください


すべては、とびっきり!のきらめきを食卓へお届けするために
私たちの農園“もりたんぼ”では、自然と共に働くことを大切にし、心を込めて作物を育てています。スタッフ一人ひとりが農業への深い愛情を持ち、お客様に新鮮で美味しい農産物をお届けできるよう努力しています。ここで働くメンバーをご紹介します。

manager
森田 守
神戸市垂水区出身。幼少期から外遊びと工作が大好きで、ものづくりの楽しさを自然の中で学ぶ。音楽にも深い関心があり、特にJAZZやSOUL、R&Bといったブラックミュージックの知識は豊富。20代の頃には本気でラジオDJを目指し、某FM局のDJ養成講座に通った経験も。
現在は農作業に奮闘しながらも、休日には2人の息子とサッカー観戦や懐かしのミニ四駆で遊ぶ時間を大切にしている。歴史好きで、特に真田昌幸の生き様に感銘を受け、信州上田城や真田の郷を訪れた際には感動のあまり涙を流したほど。
「自然の力を活かし、安心・安全な農産物を届けるために、こだわりを持って作物と向き合っています」

captain
堀切 厚志
鹿児島県鹿屋市出身。2024年に長年勤めた人材会社の営業部を退職し、「自然の中でめいっぱい体を動かしながら食を支える仕事がしたい!」という想いで有機農業の世界へ飛び込む。2025年より、「雇用就農資金」を活用し、もりたんぼの社員となる。
幼少期は日が暮れるまで野山を駆け回っていた野生児。持ち前の根性と行動力を活かし、農業の厳しさと向き合いながらも、日々成長を続けている。
「農業とは嘘のつけない最大の社会貢献」をモットーに、一年でも早い独立就農を目指し奮闘中!

chief
萩本 ミチ
神戸市北区出身。自然と触れ合うことが大好きで、長野県や熊本県まで農作業を手伝いに行くほどのアクティブさが魅力!収穫作業の速さは群を抜いており、袋詰めや雑用まで幅広くこなすオールラウンダー。どんな作業にも全力で取り組み、農園にとって欠かせない存在。
「効率よく、丁寧に!」をモットーに、今日も元気いっぱい畑を駆け回っています!

2021年からは仲間と生産者グループ

を結成。
主に、稲作および加工品製造、販売に力を入れています。