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〜芽が出ない!開幕、パクチーの種との格闘の日々〜

東京でパクチー専門店と運命的な出会いをはたしパクチー栽培に燃えるもりたんぼ。まずは種苗屋から種を取り寄せた。

「種を蒔くための播種機、初期の頃は手で一粒ずつ撒いていた種も大量になると播種機で一気に種を落としていく」

「パクチーの種ってあるんかな」と思ったがちゃんとあった。ちなみにパクチーの種はコリアンダーシードとも呼ばれ、スパイスを調合してカレーを作る時に使われるスパイスの一つでもある。

さすがスパイス代表!種からも漂う香りは葉っぱとはまた違って少し刺激的だ。

山盛りの種を手にのせてうっとりする私。

しかしこの種が、なかなかくせものだった。

まずは撒いてみた。水をやった。

ワクワク!ワクワク!数日たった。何も起こらない。

ワクワク!ワクワク!数週間たった。何も起こらない。

どういうこと?!

実は、植物の種には「固定種」と「F1(エフワン)種」というものがある。

「F1(エフワン)種」とは長い農業の歴史の中で育てやすいように発芽や生育を揃えたりまた、病気に負けないようになど品種改良をされた種である。

現在スーパで見かける野菜の多くが「F1(エフワン)種」だと言われている中、マイナーなパクチーには「固定種」しかなかった。

そのためまず芽を出すためにも、こちらが種をサポートする必要があった。

パクチーはセリ科の植物に属するのだが、セリ科の植物は発芽するまで、水の管理がとても重要だった。自分で水を吸う能力が非常に低いため、土の表面を常にしめらせておかなければならない。

そのため、芽が出るまでは土の状態を監視して「乾いてる!」と気づいたら、土をしめらせる。しまらせる程度で水が多すぎてもいけない。

お肌のお手入れだってここまできめ細かくやったことはないのに。

この発芽までの期間がなんと平均2週間。

この間どんな大切な用事が入っても畑から離れることはできない。

後に子供ができてからも「保育園の行事」<「パクチー水やり」なのである。

そしてパクチーだって生き物。同時に種を撒いても芽の出るスピードはバラバラなので、芽が出ている子まだの子、それぞれへのサポートが続く。

他にも、種を水に浸した方が発芽しやすいと聞けば水に浸し、温度が高い方がいいと聞けば、熱帯魚用のヒーターで水を温め、さらにエアポンプでブクブクと空気を送り込み、そこにひと晩種をつける。

種の殻を割った方が発芽しやすいと聞けば一つずつ手作業で小さな種を割るなど、実にいろんなことを試した。

「熱帯魚用ヒーターで温められた温水に、エアポンプで空気を送り込まれるパクチーの種」

ちなみに、種は伝統野菜や固定種専門の種を販売している「野口種苗」より、大袋(1リッター単位)で注文していた。

「1リッターでもらえますか?」と問い合わせたら「そそそそそんなに蒔くんですか?」「どこに売るんですか?」と種苗屋からも驚愕の声&心配をされた。

それだけ当時パクチーはニッチすぎる作物だった。

正解があるのかもわからない実験が続く毎日。それでもパクチーに熱意が伝わったのか徐々に育っていった。

青々とする畑を見つめ笑顔の二人、しかーし、ここから新たな困難が待ち受けていたのだった。

(生育については畑の場所や土の状態にもよるので、あくまでもりたんぼの体験談です)

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